鈴木うどんの横須賀おもしろ生活

撮った写真や思ったことや技術ネタなど。出来るだけ大きなディスプレイで見ると良いと思う。ここでの発言は個人の見解であり、所属する組織の公式見解ではありません。

年間1万枚も撮らないへなちょこ私写真家の僕がおすすめするカメラ&レンズについて書かない

撮影機材について語らずに写真と向き合えバーカバーカ。

以下、おまけ。

プランA:富豪的アプローチによる成功例

高画素フルサイズ機を購入する

NikonならD800シリーズ、CanonならEOS 5Dシリーズの最新モデルを購入する。富豪的なのでレンズキットを購入しても構わない。

大三元とよばれるレンズ群3本を購入する

広角、標準、望遠域のF2.8通しズームレンズを購入する。貧乏人が「単焦点の描写ガー」などと言っている間に、最高の描写力と機動力を手に入れられる。

とにかく写真を撮りまくる

はじめは機材に撮らされているかも知れない。しかし、最高の機材は成長を支えてくれる。なぜならば、ハイエンド機の優れたユーザインタフェースは素晴らしい撮影体験を与えてくれるからだ。そして、みるみると写真を撮影する行為が好きになり、腕はぐんぐんと伸びていくだろう。

用途に応じて必要な機材を追加購入する

たとえば、街角のスナップに一眼レフに大口径ズームレンズがあまりに大袈裟だろう。このように、用途によって適切な機材が存在する。どのような写真を撮りたいかということを考えながら機材を追加購入していこう。ここまでくると、どのような用途に対してどのよな機材が必要となるかは自らわかるようになっているだろう。

プランB:貧民的アプローチによる失敗例

予算内で買える範囲のカメラを購入する

無い袖は振れないので予算に応じてカメラを購入する。中古で調達しても構わない。コンパクトデジタルカメラでも構わない。しかし貧乏人にも見栄があるので、ニコンかキャノンの型落ち中級機を買うことになる。例えばNikonならD90Canonなら50Dあたりだろうか。

手持ちの機材の限界を感じ始めるので次の機材の購入を検討する

50mmF1.4などのバリュープライスレンズに目移りする。そして購入する。「単焦点はいいぞ」などの供述をはじめる。単焦点レンズでの撮影は画角の感覚の習得につながるので、ここいらでは富豪的アプローチに対してややアドバンテージ。

もう少し良い機材があれば更によい写真が撮れるのではないかと模索する

結果的に買える機材全部買うことになる。このあたりになると、機材のための写真を撮るようになる症状が発生する患者も発生し始める。代表的な症例として、「飛行機」、「スポーツ(馬など)」、「鳥」がある。

そして沼へ

このころになるとMTF曲線とにらめっこしたり、ボケ味が云々とか講釈たれ始めるようになる。また、オールドレンズの味がなどと意味不明の供述をしながら50mmのレンズを何十本も所蔵したりし始める。およそ末期である。

貧乏が悪い

機材のことを考え始めると気になって仕方がなってしまう。このように、余計なことに気を取られて本来の目的を見失ってしまうということが往々にしてある。撮影機材は写真を撮るための道具にすぎないのだけれども、貧乏だと手持ちのお金でなんとか十分な環境を揃えなければいけないので、脳のリソースが撮影機材についていくらかもってかれてしまう。すると、思考はどんどんと撮影機材にとらわれてしまう。

困ったことに、カメラのレンズというのは安いのを買うとより高いものが欲しくなるようにできている。だから、同じようなスペックのレンズを全部購入することになる。すなわち、結果的に富豪より貧民のほうが機材にお金をかけるということになってしまう。すると、いよいよ金がなくなりローンを組んだりするから、やっぱり写真に気が回らなくなってしまうのだ。ちなみに僕はプランBでした。よかったですね。こちらからは以上でした。

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久しぶりに黒くて大きくて重いカメラを首からぶら下げて出掛けた。しばしば「そういうカメラは重すぎるので旅行に向かない」という意見を聞く。それは多分他の荷物が多すぎるか、体力が無いか、写真を撮ることに対する情熱がないか、そのいずれかか、またはその全てかであるからだと思う。僕は写真を撮ることがライフワークのひとつなので、それに対してとやかく言われる筋合いはない。「旅行の本質を見失っている」という人もいるかもしれないが、何を正義とするかは人それぞれである。旅を通じて人との出会いを楽しむ人もいれば、現地の暮らしを楽しむ人も居る。食事や買い物を楽しんだって一向にかまわないだろう。美しいと思った被写体をより美しく印画紙の上に残したいという欲求があってもまったく罪ではないとは思わないだろうか。人からとやかく言われるのを気にしなければ良い?そんな馬鹿な、僕は人のことが好きだから写真を撮る。相手が自分のことをどう考えているか、それを気にせずに良い写真が撮れるものか。

今年買ってよかったもの

Amazon アソシエイトプログラムなんて無かった

実際に買ったのはこれとよく似てる別のやつ。

5月にやるライブのためにどうしても5弦ベースが必要になり、渋谷のクロサワ楽器で SCHECTER DIAMOND SERIES の中古を5万円弱で買った。音はそれほどよくないというか、2ハムのベースはジャズベと比べると音がネムいのが慣れないが、同等の価格のモノと比べれば断然に弾きやすいのが本当に良かった。このライブ1回で手放す予定であったけれど、なんだかんだで5弦ベースが必要なバンドを引き続き他にやることになったりして、結局買って本当に良かった。

ダイニチ ハイブリッド式加湿器 HDシリーズ グレー HD-3013-H

ダイニチ ハイブリッド式加湿器 HDシリーズ グレー HD-3013-H

加湿器。冬の間は朝起きると鼻と口の中がカラカラになり、鼻炎が酷くなりで大変だったけれど全てが解消した。結果、今年は風をひいていない。部屋の湿度が40%を切る部屋に住んでいる人は買ったほうが健康に良いと思う。

いわゆる社員証入れ。よくあるのはクビにストラップで掛けるやつだと思うけれども、小便をする時に便器と接触するという最悪の体験をしたので、ベルトの通し穴に引っ掛けるタイプのに変えた。もしかしたら、慣れの問題なのかもしれないけれど、事故った時の精神ショックが大きすぎるので、ここらはケアしておきたいところ。

aveda アヴェダ パドル ブラシ [並行輸入品]

aveda アヴェダ パドル ブラシ [並行輸入品]

今年の途中くらいから短髪にしたけれど、それまでは肩よりすこし上くらいの髪の長さだった。その時に勧められて使うようにしたら、なんでいままで試さなかったのかと後悔するほど使いやすかった。機構的に何か凝っているというわけでなくて、ブラシの面は大きければ大きいほど良いというだけの話なので、見た目が似ていれば類似品でも構わないと思う。けれども、本家本元に敬意を示したいというのもある。

安い。寝癖が直らない時はコイツを被って会社に行くとなんとかなることが多い。冬場は空気が乾燥しているので効果が薄い。

Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 28mm f/1.8G フルサイズ対応

Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 28mm f/1.8G フルサイズ対応

Nikkor で 28mm 単焦点というと、Ai Nikkor 28mm f/2.8Sが優れた描写で有名だけれども、こちらのレンズはふんわりドリーミーで人を撮ってみたくなるレンズ。Nikkorカリカリの描写が多いのでこの手のレンズはとてもめずらしいと思う。さて、レンズの話をしておいて作例が無いというのはあんまりにアレなんだけれども、どうも人の写真が多くなってしまったので出せる作例が無い…、と思ったら肖像権がパブリックドメインであられるところの id:hitode909 さんと id:s_atom さんの写真があって本当に良かった。id:hitode909 さんは最近元気そうなので安心感がある。

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写真って本当に楽しいですよね。

5月終わりに中野のフジヤカメラで5万円くらいで買った気がする。鏡胴のつくりがすこしチャチかったので迷ったが、対応してくれた店員のお姉さんが可愛かったので購入してしまい、結果的に良かった。フジヤカメラの2階にいたお姉さんが本当に可愛かったのが良かった。みんなフジヤカメラに行こう。