鈴木うどんの横須賀おもしろ生活

撮った写真や思ったことや技術ネタなど。出来るだけ大きなディスプレイで見ると良いと思う。ここでの発言は個人の見解であり、所属する組織の公式見解ではありません。

昨日 MacBookAir 買ったら開発環境構築が今までと全然違う感じだったのでメモを公開する 2012年3月編

Xcode のインストール

Xcode 4 - Apple Developer
Xcode4.3.1 for Lion と Command Line Tools for Xcode をダウンロードしてインストールする.Xcodeは4.2 以降からコマンドラインツールが分離されたようだ.
インストールできたら,xcodebuildとかを使うときに用いるxcodeを指定する.

% sudo xcode-select -switch /Applications/Xcode.app/Contents/Developer/ 

llvm じゃない普通の gcc のインストール

Apple は普通の gcc はオワコンみたいに言ってるけど,llvm ではまだ気難しいことが多いので,普通の gcc もインストールしておく.
kennethreitz/osx-gcc-installer
pkgをダウンロードしてインストールすれば良いと思う.

MacPorts のインストール

HomeBrewでも良い気がするがMacPortsでも良い気がした.
The MacPorts Project -- Home
pkgをダウンロードしてインストールしても良いし,ソースからコンパイルしてもどちらでも良い.
インストールできたら.bashrcあたりに

export PATH=/opt/local/bin:/opt/local/sbin/:$PATH
export MANPATH=/opt/local/man:$MANPATH

あたりを追加して

% sudo port selfupdate
% sudo port sync

を実行すれば,利用可能になる.とりあえず git をインストールしておく.

% sudo port install git-core

Proxyの設定

会社の中とかからだと,しないといけない場合が多い.

export HTTP_PROXY=proxy.example.com:8080
export HTTPS_PROXY=proxy.example.com:8080
export RSYNC_PROXY=proxy.example.com:8080

を~/.bashrcとかに書いておく.あと

% sudo visudo

して

Defaults        env_keep += "HTTP_PROXY"
Defaults        env_keep += "HTTPS_PROXY"
Defaults        env_keep += "RSYNC_PROXY"

あたりを追加しておくと sudo しても,proxyの設定が引き継がれる.

% cat .curlrc 
proxy = proxy.example.com:8080
% cat .wgetrc 
http_proxy=proxy.example.com:8080
% cat .gitconfig
[http]
	proxy = proxy.example.com:8080
% cat .m2/settings.xml 
<settings>
  <proxies>
    <proxy>
      <active>true</active>
      <protocol>http</protocol>
      <host>proxy.example.com</host>
      <port>8080</port>
    </proxy>
  </proxies>
</settings>

あたりも作っておくと良いことあるかもしれない.

その他

MacPortsでいろいろ入れたりとか,rvmでrubyの環境作ったりとかしたけど,「今時はrbenvやろ」とか強そうな人から叩かれたりしそうだし,そういうのはきっと好みの要素が強いものだと思し,というわけで公開しなくても良いと思った.困ったときは自分でなんとかしましょう.人に頼ってはいけません.man しろ man.